化面界隈  No.5~6 海岸
2018.01.11
海の傍に棲んでいるのは化面です。

時々海に入って様子をうかがったりしていますが、やっぱり、この流木のうえが落ち着くようです。






想い出すのは故郷のバリの海です。さんさんと照り映える海岸の砂浜に眠っていたころは天国でした。

こんな日本の海岸に辿り着くとは思いもよりませんでした。

子供たちはプールのなかで時間を争っています。

日焼けが怖いのでここの海岸では女性がほとんどクリームを塗っています。
魅力的身体を失うわけにはまいりません。小麦色の肌なんてもう昔話です。









いつの間にか流木が石に変わり、私たちはその岩に同化してしまいました。


不意に正岡子規の言葉が・・・・・

「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如し」

ちょうど今は、鉛のような雲が浮かぶ時期なんですね。
2018.01.11 00:22 | 固定リンク | 仮面界隈

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