先端美術の作品として
2022.10.06
先端美術とは立体や特殊な平面、デジタルコンテンツなど、既存の洋画、日本画、彫刻、デザインなどと異なる作品の総称ですね。

なかなか分かりにくい分野なので、審査員さえ、まったく異なる分野(美術館の館長、美術評論家、他カテゴリー作家など)、微妙で難しい感は拭えません。

東京芸術大学には、「先端芸術表現科」というのがあって、ここが標準化なのでしょうね。



今年の出品作品の制作中の写真です。
後ろの扇風機は違います。(笑)

こちらが出品中の作品ですが、審査中の台風14号で破壊されました。予めの写真での審査でしたが、いくつか作り直して展示しました。



屋外展示として、美術館にちょうど池がありましたから、枠にはまったようです。
2022.10.06 21:13 | 固定リンク | 公募展
第75回 県展
2021.10.15
第75回の県展には四年ぶりに出品しました。
デザイン部、写真部、先端美術部の三部門に入選して、現在、県立美術展とカルポートに展示されています。

先端美術(立体)

題名「溢れる後悔」



溢れる後悔とは、核兵器の開発、使用という狂気、環境破壊、公害や薬害、戦争は勿論、テロや虐殺、この恐るべき人類への溢れる後悔を表現したものです。

2021.10.15 23:14 | 固定リンク | 公募展
コンテンポラリーな日々
2019.01.20
昨年から公募展には出品していません。

さては経済的に窮迫したのではと・・・勿論それも重要な要素ではありますが(笑)


実際の処はコンテンポラリーアートとそのもの自体に
「作品の枠」という縛りがなく、解放されたものという所以にあります。

すべてを自由に設定しようということですが、直近の作品の大きさは
横幅2.2メートルですから、ルール的に一般的な公募展には規格外となります。

現在の取組み中の作品は2.9メートルと前回と同じく2.2メートルの二作品です。


このサイズのキャンバスはべらぼうに高いので
自分でつくるか、縦1m横73センチの板を三枚組み合わせて
構成します。

中古のキャンバスも利用しますのでかなり安く仕上がります。
が、しかし、描くのはまさに建築作業のようなものです。(笑)

ただ、不安なのはこのような大きな作品を描くのはマラソンを走っているかのようで、なにより、途中で倒れて描くことが出来なくなって「未完成」になってしまうのはつらいなあ、などと不安になりますけどね・・・。



上記とは全く関係ないですが

コンテンポラリーな写真を一枚。題名は「公園と少女」
合成なしですが、グレースケール・レベル補正・フィルタ編集をおこなっています







2019.01.20 23:57 | 固定リンク | 公募展
第102回 二科展デザイン部出品 作品
2017.09.07
二科展デザイン部 作品

サイズ B1(1030mm×728mm)
画材 ペン・アクリル

形式:ポスター







頭部はアンコウの仲間を擬人化。胴体部はオウムガイ、巻貝や二枚貝、手には毒クラゲを持たせています。誰かに投げつけようとしているかもしれません。或いは投げつけられたのを拾い上げたのでしょうか。

高いプライドは人々を醜くする。ほどほどのプライドは人としての存在意義。持つべきプライドの対象は多岐。人それぞれの個人の問題でしょうね。
2017.09.07 03:52 | 固定リンク | 公募展
第73回 現代美術家協会展について
2017.06.03
5月31日より、東京都の六本木にある「新国立美術館」にて現代美術家協会展(現展)が開催されています。





私の作品は今回は「写真部門」です。
66、67回は「平面部門」として絵画やデザイン作品を出品していましたが、オブジェを演出題材にした写真で応募したしました。

下記の作品です。 題名「廃車」








これはマネキンですが、自作の立体作品を使うことの方が多いです。
こういう立体物を参加させて、次の手順で構成・演出して写真を撮ります。

(1)テーマを考慮

(2)オブジェの選定

(3)撮影場所の選定

(4)意図的に配置をして構図決定

(5)テーマの再考・・・合わない場合

(6)レタッチソフトを使ってPCで編集・加工・・・かなりの加工をする場合も

(7)パネルをデザイン・・・枠や写真の周辺部のデザイン

完成

オブジェの配置や演出は写真としては「モデル写真」や「商品写真」と似通ったものがあります。編集加工は加え過ぎると「グラフィックデザイン」としての傾向が強くなりますね。


2017.06.03 03:28 | 固定リンク | 公募展

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