マネキンのいる風景 No.26 ビーチ
2018.02.23
ここは私のマイビーチです。
素晴らしい海岸です。

月夜に訪れるとまるで「死後の世界」のような処です。(笑)

それは決して怖くない、寂しくない、静寂で平穏な世界となります。
安穏というのでしょうか。






これは夕刻前ですが、これから日が暮れて月夜となると
波打ち際の手前にある水溜りに月が写って独特な景色となります。

秋から冬にかけてはほとんど人はいませんので
一人でこの海岸を散策すると、経験したことのない独特な世界に引き込まれていきます。


ちょっと雰囲気は違いますが、海の詩といえば中原中也の「北の海」を
思い起こします。
高校の教科書に載っていました。


「北の海」   中原中也

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪(なみ)ばかり

曇った北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪つているのです。
いつはてるともしれないのろい。

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり。

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