人生マニュアル(2)
2023.09.10
仏教的な魔界について 1
仏教は人生の哲学としてとても興味があります。
西洋哲学も、そして心理学も同様に生きていくための指針として
参考にさせてもらっています。
・・・・しかし、人生の苦難にそうはた易く解決方法はありません。
苦しみの根源はなんだろう・・・とそのヒントになるかもしれない
のが次の仏教の考え方ですが・・・・
(前回の補足です)
シンセサイザー 「仏教組曲」第四番 「魔界」について
仏教に於いては「魔界」という言葉を使用していないのですが
その代わり、「魔縁」という表現があります。
文献から参照しますと魔縁については・・・・三障四魔(さんしょうしま)と表現されます。
三障とは聖道を妨げ、善根を生ずることを障害する3つだそうです。
ここからは仏教本を参照↓
魔縁 三障とは
(1)煩悩障…仏道の妨げの心、貪・瞋・痴(とんじんち)の三毒の煩悩によって仏道修行を妨げる働き。
ここで「貪・瞋・痴」の解説をどうぞ。
三毒煩悩とも呼ばれる、善の心を害する煩悩の最たるもの。
貪 = むさぼり
瞋 = いかり
癡 = おろかさ ・・・・だそうです。
(2)業障…魂に刻まれた業、言語・動作、または心の中において悪業を造り、為に正道を妨げる働き
(3)報障…因果応報、悪業によって受けたる地獄・餓鬼・畜生などの果報の為に妨げられる働き
魔縁 四魔とは
四魔(Skt:catovāro-mārāh)
生命を奪い、またその因縁となる4つ、またそれを悪魔にたとえたもの
(1)陰魔…正しくは五陰魔(ごいんま)といい、心身からくる妨げで、色・受・想・行・識の五陰が、和合して成ずる身体は種々の苦しみを生じる働きをいう。五蘊魔(ごうんま)ともいう 。
(2)煩悩魔…煩悩障におなじ、心身を悩乱して、菩提・悟りを得る障りとなるから煩悩魔という
(3)死魔…修行者を殺害する魔、死は人命を奪うから死魔という。
(4)天子魔…第六天魔王(天魔、マーラ・パーピーヤス、魔羅・波洵、他化自在天ともいう)の働き
つづく

仏教は人生の哲学としてとても興味があります。
西洋哲学も、そして心理学も同様に生きていくための指針として
参考にさせてもらっています。
・・・・しかし、人生の苦難にそうはた易く解決方法はありません。
苦しみの根源はなんだろう・・・とそのヒントになるかもしれない
のが次の仏教の考え方ですが・・・・
(前回の補足です)
シンセサイザー 「仏教組曲」第四番 「魔界」について
仏教に於いては「魔界」という言葉を使用していないのですが
その代わり、「魔縁」という表現があります。
文献から参照しますと魔縁については・・・・三障四魔(さんしょうしま)と表現されます。
三障とは聖道を妨げ、善根を生ずることを障害する3つだそうです。
ここからは仏教本を参照↓
魔縁 三障とは
(1)煩悩障…仏道の妨げの心、貪・瞋・痴(とんじんち)の三毒の煩悩によって仏道修行を妨げる働き。
ここで「貪・瞋・痴」の解説をどうぞ。
三毒煩悩とも呼ばれる、善の心を害する煩悩の最たるもの。
貪 = むさぼり
瞋 = いかり
癡 = おろかさ ・・・・だそうです。
(2)業障…魂に刻まれた業、言語・動作、または心の中において悪業を造り、為に正道を妨げる働き
(3)報障…因果応報、悪業によって受けたる地獄・餓鬼・畜生などの果報の為に妨げられる働き
魔縁 四魔とは
四魔(Skt:catovāro-mārāh)
生命を奪い、またその因縁となる4つ、またそれを悪魔にたとえたもの
(1)陰魔…正しくは五陰魔(ごいんま)といい、心身からくる妨げで、色・受・想・行・識の五陰が、和合して成ずる身体は種々の苦しみを生じる働きをいう。五蘊魔(ごうんま)ともいう 。
(2)煩悩魔…煩悩障におなじ、心身を悩乱して、菩提・悟りを得る障りとなるから煩悩魔という
(3)死魔…修行者を殺害する魔、死は人命を奪うから死魔という。
(4)天子魔…第六天魔王(天魔、マーラ・パーピーヤス、魔羅・波洵、他化自在天ともいう)の働き
つづく
