化面界隈  No.7~8
2018.01.24
廃校になった小学校の校庭に化面がいます。

化面はお気に入りの滑り台で楽しそうです。ところどころに錆があって穴なんかもあいていますが、それはご愛嬌というものです。

 少子化対策なんていっている割には、各地の児童公園の遊具が修理されずに、使用禁止にされ、寂しくロープや張り紙で覆い隠されています。





 GPSの表示とおりなら、ここはS小学校の校庭になりますが、完全に廃校となっています。


 「かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて 誰をさがしにくる村祭」

       こういう場には「寺山修司」の短歌がお似合いです。





淋しさなどへっちゃらと、化面二人は、仲良くブランコを楽しんでいます。

遠くから波の音が聞えてくるばかり、なんとも静寂な場所です。
試しに、私もブランコを漕いでみました。何年ぶりでしょうか・・・・・

私の身体はまるで雑木林の中に吸い込まれたり、吐き出されたり、そして空に吹き飛ばされて、あたかも海岸線をさまよう妄想気分でした。



 海に向かってアグリッパと記念撮影です。

 「漂いてゆくときに みなわれを呼び 空の魚と言葉と風と」

                      またもや、寺山修司でした。
2018.01.24 19:20 | 固定リンク | 仮面界隈

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