マネキンのいる風景 No.26 ビーチ
2018.02.23
ここは私のマイビーチです。
素晴らしい海岸です。

月夜に訪れるとまるで「死後の世界」のような処です。(笑)

それは決して怖くない、寂しくない、静寂で平穏な世界となります。
安穏というのでしょうか。






これは夕刻前ですが、これから日が暮れて月夜となると
波打ち際の手前にある水溜りに月が写って独特な景色となります。

秋から冬にかけてはほとんど人はいませんので
一人でこの海岸を散策すると、経験したことのない独特な世界に引き込まれていきます。


ちょっと雰囲気は違いますが、海の詩といえば中原中也の「北の海」を
思い起こします。
高校の教科書に載っていました。


「北の海」   中原中也

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪(なみ)ばかり

曇った北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪つているのです。
いつはてるともしれないのろい。

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり。
マネキンのいる風景 No.25
2018.02.22
これは車で十五分ぐらいのところにある海岸で写真を撮りました。

マネキンに石膏で作った枝サンゴとテーブルサンゴを添えました。
かなりの角度でここは撮影可能な場所です。

このアングルはときどき使えます。







「マネキンのいる風景」で手作りの写真集を制作しました。

これは表紙です。













両面マット紙にCanon Pro100のプリンター
製本キット(特殊ホッチキス、裁断機など)
ソフトはPhotoshop。があればA5サイズながら自費出版の費用はあまりかかりません。(10~20部ぐらいなら)

掲載写真は24枚。
フォトモンタージュ No.3 工場
2018.02.13
「工場」

空が赤くなった
燃えるような
赤い空は
心臓の鼓動のように
脈づいていた

工場は生きている
人々も其処で生きている

赤い空を突っ切る
黒いカラスの群れ
煙突をかすめて
向こうの山際で消えた

工場は生きている
人々の心臓も鼓動を重ねる

金属製のパイプが唸(うな)る
マシンが振動している
トラックの荷台がきしむ
工員の汗が床を濡らす








赤い空が闇となり
森が眠りはじめても
工場は眠らない
人々も眠らない

金属製のパイプが唸(うな)り
マシンが振動し
トラックの荷台がきしみ
そして
工員たちが汗を拭(ぬぐ)うのだ




詩集 「境界」より  

解説・・・そのままですね。

この写真は石灰工場なので大きな煙突がないのですが、この近隣にセメント工場があって、そちらには煙突があります。
もちろん、周辺にはカラスがたくさんいます。

二つの工場も、昼夜操業しているように見受けられます。ご苦労様です。
2018.02.13 02:15 | 固定リンク | 文芸

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