インスタレーション(15) 天空への二輪車
2017.01.03
インスタレーション(14) 廃バスの後方で埋もれる金髪人
2017.01.02
インスタレーション(13) 壁面にて回顧する手群
2017.01.02
インスタレーション(12) 土管の憂鬱
2016.12.30
題名:「土管の憂鬱」
藤子不二雄の作品によく土管が登場した。
設置前に野積みされた土管は弱き者たちの場所。
隠れ家であったり、住み家であったり、ごろりとなかに寝転がって悠々自適な時を過ごすのだ。
土管の上は急造の舞台となり、パーフォーマンス者にとって最高の場としての役割を果たすこともあったかもしれない。

この野積みされた土管は、本業の治水の役割を終え、放置されたままに苔生え朽ちてゆく。
怖がってこどもたちは近づかない。
通り掛かる人々にはうっとおしい風景となる。
もはや
粉々に砕かれ、舗装道路の下に封じ込められてしまう他にない。
「おい、治水事業でこの国を守ってきたぞ。」
「早く消え去れだって?」
「そう、破滅を晒すか、消滅して無となるかだ。」
藤子不二雄の作品によく土管が登場した。
設置前に野積みされた土管は弱き者たちの場所。
隠れ家であったり、住み家であったり、ごろりとなかに寝転がって悠々自適な時を過ごすのだ。
土管の上は急造の舞台となり、パーフォーマンス者にとって最高の場としての役割を果たすこともあったかもしれない。

この野積みされた土管は、本業の治水の役割を終え、放置されたままに苔生え朽ちてゆく。
怖がってこどもたちは近づかない。
通り掛かる人々にはうっとおしい風景となる。
もはや
粉々に砕かれ、舗装道路の下に封じ込められてしまう他にない。
「おい、治水事業でこの国を守ってきたぞ。」
「早く消え去れだって?」
「そう、破滅を晒すか、消滅して無となるかだ。」
インスタレーション(11) 終焉と誕生
2016.12.20