立体作品 「手群の造形」 佇む
2017.12.08

写真撮影用のオブジェとして制作したものですが、先端美術の立体作品として出品しました。

題名は「手群の造形」・・・・手群の立木の傍に佇む婦人。気位の高い品のある女性が、いつの間にか俗世、がんじがらめの手群に身体を占有され身動きできずに茫然として立木の傍で佇んでいる。

「われわれはあまたの手によってこの世に引きずり出されて、あまたの手によって葬り去られる」









ここは新荘川の河川敷ですが、このあいだはちぬを釣ったばかりでそこから上流へと二キロ程度上ったところです。

モノクロ写真をベースとした作品ですので、カラーにはちょっとなじまないかなと思いつつもシャッターを押しました。

グレースケールとして処理できますが、河川敷の落ち着いた雰囲気が良いので、カラーのままとしています。
この日は21号台風の前触れの風が少し強かったですね。二週続けての台風襲来は季節にそぐわない温暖化の不気味さを感じますね。
第102回 二科展デザイン部出品 作品
2017.09.07
二科展デザイン部 作品

サイズ B1(1030mm×728mm)
画材 ペン・アクリル

形式:ポスター







頭部はアンコウの仲間を擬人化。胴体部はオウムガイ、巻貝や二枚貝、手には毒クラゲを持たせています。誰かに投げつけようとしているかもしれません。或いは投げつけられたのを拾い上げたのでしょうか。

高いプライドは人々を醜くする。ほどほどのプライドは人としての存在意義。持つべきプライドの対象は多岐。人それぞれの個人の問題でしょうね。
2017.09.07 03:52 | 固定リンク | 公募展
トルソーのある風景 No.8 浜辺/足
2017.09.04
波打ち際にはかならず足がある。
それは真っ白な素足の造形。

ぼんやりと波の繰り返しをみつめていると
幾つもの足が通り過ぎる。









それらは例外なく輝いて美しい。

私は足の残したものを拾い集めて海に戻す。
足跡も波が打ち消してゆく。

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