バイオリンコンサートの思い出
2023.01.22
バイオリン奏者の佐藤陽子さんが亡くなった。

コンサートを聴きに地元の文化会館に行ったのですが、何しろ田舎中の田舎なのでバイオリン奏者どころか、クラシック音楽を求める顧客も少ない土地柄

案の定、舞台上に立った佐藤さんは観客の入りに唖然としたふうに見えた。

最悪なのは、演奏が始まっても私語をやめない傍若無人のおばさまが二人

ちらりと演奏者が視線を送っている
気の毒に思い、私は意を決してその観客の肩を軽く叩いて、出口の方を指差した。

ちょっと不平そうでしたが、素直に出ていかれました。意味はご理解されたようでした

なんか世界的なバイオリン奏者なのに、こんなこともあるんだと、厳しい人生の自己実現を垣間見たようでした

でも、演奏を充分に満喫できました。

画家、版画家の池田満寿夫氏の奥さまですが、先に旅立った夫のもとへ飛翔するかのようにいらっしゃったでしょうね。

ご冥福をお祈り致します
絵を描いて
2022.12.30
絵を描いて、幾年過ぎても私のふるさとでは、行政からの支援は一度たりともなかった

致し方ない。

高知県の代表的な画家は「絵金さん」ぐらいしか関心がないようです

まあ、流人の国ですから、政治犯と軽度の犯罪者の血が濃いので、おらが自慢は政治家となるでしょうね。



絵師が流されるのは稀でしょう。
政治家は独特の個性でもって育つでしょうね。

おそらく、土地柄からして、アートに関心は高くありません。マンガやよさこい祭りにはアート性がありますけど、逆に強い主張や明瞭なストーリーがある以上、感性よりも、自己実現の強力な渇望があるかもしれませんね。

だから、繊細で感性の鋭さには、気付かれないで素通りする気がしてます。

なんて、ではでは
2022.12.30 00:59 | 固定リンク | つぶやき
アートの日々
2022.11.21
アートというものは、悲しく切ないかな、貧しくて初めていい作品となる。

明日の生活にも困るような究極の状況で、絞り出すように、理不尽さを嘆き、ぶっつけるような心境で生まれるのでしょうね。

そうとは限らないという考えもあるでしょうけど、貧しさから脱出しても、富裕になれば今度は、精神が破綻してくる。

感性というものは、そういうものだ。安定と裕福さを嫌う。

貧乏か、精神が破綻するかだ。
命懸けならそうなる。

趣味なら大丈夫。気が向けば、描き、嫌なら描かない。で済ませられる。

さあ、貴方は、どうするかな?



「オニキンメと鬼嫁」




2022.11.21 03:31 | 固定リンク | つぶやき

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