インスタレーション(19) 電車
2017.01.16
私たちはふいに危険と並列状態にいることに気付かされる。
ほんの数十センチの際を人間の肉体など木っ端みじんに砕いてしまうほどの衝撃が通り過ぎる。




おそらく文明が開かれていない頃には、このあたりマムシかイノシシが私たちを脅かしていたのだ。
まあ、鎌か棒っきれでも持っておれば、心強かったろうと思う。







文明とは恐ろしいものなのだ。
いや、人のあくなき欲望が恐ろしい。
車、電車、飛行機、原発、
戦車、ミサイル、核兵器、
人にとって便利であり、そして保護してくれているのだと。

マムシに注意という看板があった。
線路に入らないでという看板もあった。
見上げれば青い空と陽の差す山々が実に美しかった。
マネキンのいる風景(3) 棚田
2017.01.16
津野町の棚田。


コンパクトにまとまっている棚田でこの場所が、一番写真構図に適しています。
それゆえにほとんど写真が、同じようなものになってしまいます。
他の場所で撮るといまいち感がしますが、それは腕の見せどころで
上手く撮られている方もいらっしゃるでしょう。






ここも後継者不足に悩んでいるそうです。
棚田を維持するには、なにしろ、米を作らなくっちゃいけないのですから。
体力も気力も要るでしょう。
美しいものを維持するのには労力がかかります。



美しい女性が、美しくあるため、いかほどの労力と経済的支出がかかっているのだろうかと考えましたが、頭のいい女性は?きちんと力のあるパートナーを獲得しているとの話もあります。



しかし、女一匹、堂々と美しく生きている女性もいます。
そういう方は、内からほとばしり出る美ホルモンのようなものを、美しく力強く生きることで放出しているのでしょうか。
きっとこの棚田で働いている女性は美しいでしょう。
え、そうでもないって?
それは見る方の目の付けどころがイヤラシイのですよ。きっと。
パーフォマンス・フォト(1) 「枯れゆくヒマワリ畑の三姉妹」
2017.01.13
枯れたヒマワリ畑で談笑する三姉妹。

仲良し三姉妹に近づく男たちは
この三人の合意によって手玉に取られる。





ちょっと遊び心、いや、イジワル心で
「ああ、もう、あの男、センス悪いわね。」
「ああいう男って、働かないから。怠け者なのよ。」
「口先ばっかり、あてにならない。いい格好しいなんよ。」
「実績ないのに、やたらプライドが高い。挫折するとすぐ凹むよね。」
「ママの言うことばかり聞いてんじゃないの。毎日ミルク飲んでんのよ。」

「やたら出身校、出身大学云々や手柄話が多いのよね。今の自分って何なん?落ちこぼれちゃってんの気付かないのかしらね~。」




一言ごとに、ヒマワリが一本枯れてゆく。
次々と枯れてゆく。
そんな午後でした。

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